実務未経験なため…
私は補助者経験がなく実務未経験です。
そういう方が求職をする際のご参考になれば幸いです。
司法書士を目指したのは大学が法学部だったため、学んだ法律の知識を生かしたいと思ったことがきっかけです。
そのため司法書士試験に合格したものの具体的な司法書士業務に関しては不鮮明なところがありました。
司法書士として自分が何をやりたいか明確に定まっておらず、就職して実務に就きながら見つけていきたいと考えていました。
司法書士事務所を選ぶ際に活用したサイト
そんな私が司法書士の求人を探す際に活用したのが司法書士JOBサーチや司法書士会の求人情報です。
同期の合格者の間でも特に司法書士JOBサーチは知りたい情報が沢山載っており、サイトも見やすく使いやすいと評判でした。
司法書士JOBサーチに載っている求人情報で特に参考にした項目は、取扱業務の割合です。
不動産登記何パーセント、商業登記何パーセント…といった業務の割合にあまり偏りがない事務所を探しました。
私は司法書士として具体的にやりたいことが決まっていないからこそ、幅広い業務に精通している事務所を志望していたからです。
他にも給与や福利厚生などが一目でわかるように記載されていて、とてもわかりやすかったです。
各事務所のHPも参考に
また、司法書士JOBサーチで気になった事務所のHPも拝見しました。
事務所のHPで私がどの部分を見たかといいますと、2点ありまして、まず1点目は事務所紹介です。
事務所紹介では、司法書士JOBサーチの項目でもあったその事務所の取扱業務がより詳しく記載されてあるのでそちらを確認しました。
これはほとんど全ての事務所のHPに載っています。
2点目はその事務所が持つ司法書士に対する価値観や事務所としての在り方を重視していました。
どういった内容かといいますと、HPの主にトップページに
「司法書士はお客様の人生の希少かつ大事な瞬間に立ち会わせていただく仕事です」
「親身になってお客様の相談に乗り、ありがとうの声をもらえる司法書士事務所です」
などと書いてある箇所です。
事務所によって表現は違いますが、その事務所がどういった心がけで業務に取り組んでいるのか、お客様にとってどういった事務所であるのかといった内容です。
数々の事務所のHPを拝見しましたがこういったことを記載してあるところは少しでした。
上記に書きました「偏りがなく幅広い業務に精通している事務所」というだけでは沢山の数があり、どの事務所も求人上では差異がないように感じました。
なのでこういった所謂企業理念的な箇所も参考にし、自分の思い描く司法書士像・事務所像に合っているところに絞りました。
いざ応募
志望する事務所が決まったら、司法書士JOBサーチの応募フォームから応募しました。
応募の仕方はとても簡単で、名前やメールアドレス、電話番号等の最低限の情報を入力し会員登録なしに応募できました。
こんな簡単でいいのかと不安になるくらいでしたが、すぐに志望する事務所から直接連絡が来ました。
他の求人・転職サイトでは会員登録に手間がかかり応募するのも大変なサイトが多い印象なので、司法書士JOBサーチの応募フォームは画期的でした。
それからは事務所と直接やり取りをし、面接を経て志望する事務所に内定をいただくことができました。
皆様も良い事務所に巡り会えますように祈念しております。