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会社法・商業登記の魅力

はじめまして、司法書士法人aviatorsの真下(ましも)と申します。東京で2014年に開業し、会社法・商業登記案件に注力して事務所を経営しています。このコラムでは、私が業務の軸にしてまいりました会社法・商業登記の魅力をお伝えしていきます!

多くの方にお読みいただけたら今後連載企画にできるかもしれず、是非みなさま、SNSやご友人に拡散いただけると大変嬉しいです!

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今回のコラムでは、司法書士が関わる「会社設立」の仕事について、お話しいたします!

会社設立の場面

会社設立といっても、様々なシチュエーションがあります。
例えば、以下のような場面で、設立業務の依頼が舞い込みます。

(1)個人事業主の法人成り
(2)はじめてのスモールビジネス起業
(3)はじめてのスタートアップ起業
(4)会社経営者の別会社の設立
(5)子会社設立
(6)ジョイントベンチャーの設立
(7)資産管理会社の設立
(8)ホールディングスの設立
(9)SPCとしての設立

上記は株式会社設立の一例であり、それぞれ異なる特色があります。
難易度は設立背景や設立目的によって様々で、各案件において細かなヒアリング力が求められます。

司法書士の存在感

数多くの司法書士業務の中で、会社設立は特に司法書士の存在感が大きい業務の一つです。
なぜ司法書士の存在感が大きいか、ここでは3つ理由をご紹介いたします。

責任重大な業務

まず一つ目、設立はとても責任の重い仕事です。
依頼者からは「設立は大切な人の誕生日にしたい」、「夫婦の結婚記念日にしたい」、「今年1番運勢の良い●●月●●日にしたい」など、設立日のリクエストを受けることがあります。

設立日=登記申請日です。
つまり、何が起きてもその日に設立登記申請を入れなければなりません。

もし、●●●●が起きたら・・・
考えただけでもゾッとしますね。

司法書士が最初に出会う専門家

次に二つ目です。司法書士が、依頼者にとっての最初の専門家になることがあります。
初めて会社を設立する人で、法人に関する諸手続きを理解している方はほとんどいません。

依頼者にとっては、全くルールやしきたりがわからない異国で生活をスタートするようなものです。
そこで道案内役を務めることができたら、依頼者にとても信頼され、重要度の高い人物になれるのではと考えています。

依頼者の印象に残る仕事

最後に三つ目です。皆様の中で、ご自身がどこの産院で産まれたかをご存知の方は多いのではないでしょうか?
同じように、会社設立を依頼した司法書士事務所を覚えている経営者はわりと多いです。

つまり、数ある司法書士業務の中でも会社設立はとても印象に残りやすい業務なのです。
なんと言っても、原始定款の最後にがっつり名前載りますからね!

依頼者の多くは、「これからやってやろう!」とプラスのオーラを発する方ばかりです。
前向きな仕事で、さらに喜んでいただける、これほど司法書士の存在感を示せる業務は、なかなか無いのではないでしょうか?

会社設立の動向

会社設立は、会社法・商業登記の手続きの中でも、最近、実務の変更が活発な業務の一つになっています。
最も大きな変更は、株式会社設立の過程で必要とされる定款認証に関する業務です。

コロナを経て、公証人とのWEB面談が可能となり、資本金の額により公証人手数料が変わり、さらには先日、東京都・福岡県の株式会社設立を対象に「定款認証の48時間処理」が始まりました。

国としても設立業務の見直しを積極的に進めており、これから数年でさらに大きな変更がありそうです。

1社フルコミットの会社員終身雇用が当たり前の時代から、副業やフリーランスといった働き方へのシフトが始まり、学生の起業、会社定年後の起業、プライベートカンパニーの設立など、近年、会社設立という選択肢を持つ方が増えてきています。

おわりに

会社設立をお任せいただいた方とは、その後も色々なご縁に発展していくことがあります。
起業という人生の大きな一歩を踏み出す場面に、頼られる存在として立ち会える、こんな喜びを感じる仕事はなかなか無いのではないでしょうか?
最後になりますが、少し宣伝をさせていただきます。

会社法・商業登記手続きをもっと多くの人に知っていただき、事務所の垣根を超えて専門性を高められる場を作りたいと思い、2024年から会社法・商業登記コミュニティ(初級~中級向け)を開始しました!

現在、全国から50名を超えるメンバーにご参加いただき、会社法・商業登記に関する情報共有を行っております。<会社法・商業登記コミュニティ(初級~中級向け)>

会社法・商業登記に現に携わっている方や、これからやってみたいという方で、少しでもご関心のある方は是非お申込みいただけたら嬉しいです!

【執筆者紹介】

真下幸宏
司法書士法人aviators代表、株式会社Beed代表取締役
事務所:東京都中央区京橋2丁目9番12号7階

<司法書士法人aviatorsの主な取り組み>
・会社法、商業登記に関する手続き全般
・中小企業の相続対策(種類株式設計、遺言書作成等)

<株式会社Beedの主な取り組み>
・Beed(ベーシックコース:個人向け)
・Beed(ベーシックコース:社内研修用)
・会社法・商業登記コミュニティ

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