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採用成功事務所の声

一億総転職時代において地方事務所でも司法書士採用を勝ち取るために

はじめに

コロナ禍あけ、4年ぶりに同級生と集まりました。気が付いたら50歳を超え、皆がそれぞれ所属する組織で採用責任者になっていました。

その席では、どの業界でも「どこのサイトを利用している?」「若い人は直ぐ辞めてしまうし、定着率が低い」「採用広告を出しても応募がない(もしくは定員割れする)」といった採用の悩みは共通していました。

少子化が想像以上のスピードで進行し、人手不足の根幹には15歳以上の人口減少を始めとする構造的な問題があり、働き手がいなくなる時代が刻一刻と近づいてきていることを実感しました。

ところが、地方公共団体や大企業の友人の「大規模な(大金を使った)採用活動」の話には愕然としました。

司法書士事務所の経営にとって採用は長期的視野での取り組みが不可欠ですが、紹介料や広告費を無尽に投資することは不可能で、資本が少ない私は大企業と同じような採用活動はできません。

人が資本である司法書士の業務においては、司法書士の採用が経営上の最重要・最優先課題であるにもかかわらず、採用に苦戦している私は同級生の話を聞きながら酒量が増える一方でした。

しかし、今までと同じようなボス司法書士のマンパワーだけでは事務所経営はできず、採用活動は必要不可欠です。

司法書士事務所にとって、一番は「人」だからです。

ここ3年ほど司法書士採用に苦戦していたところ、司法書士JOBサーチを偶然見つけました。
採用に漕ぎつくことができたので感想を少しお話させていただきます。

自己紹介

3回目の受験で平成7年に司法書士試験に合格し、実務経験がなかった私は就職活動をすべきところ、試験に合格した嬉しさと受験勉強からの解放感で、同期との飲み会や大学時代の友人との海外旅行三昧で、直ぐには就職活動をしませんでした。

当時は今と異なり、各事務所のHPもない、エージェントもない、SNSもない時代です。よって各事務所の情報は入ってきません。

気が付いたときには周りの同期は就職する事務所を決めており、慌てて単位会に求職票を提出し、最初に電話をいただいた事務所に就職しました。

入所してみたら、とにかく事件数が多い事務所で、月末はいつも終電で帰宅。

約3年お世話になり、なりたい司法書士像もないにもかかわらず、忙しさから逃げたい一心で独立しました。
でも直ぐに間違いに気づきました。独立後の方が忙しいのです(笑)。

息子の出産時に「もう自分一人の力だけで事務所を維持するのは無理」と考え、顧客への責任もあって法人化しました。
横須賀と逗子(神奈川県東部の三浦半島)の2拠点に事務所はあります。

司法書士JOBサーチの良さ

直接応募者とやり取りができる。

エージェントを通さず、メール・電話・Zoom等で応募者と直接やりとりでき、事務所のアピールができます。

真摯にこちらの思いを伝えられますし、応募者とダイレクトに話をすることにより進行が速く、応募者も安心してくれます。

費用が安い。

本当にありがたいです。他の求人広告と比較し大変お安いです。

即効性がある。

多様化する求職者のニーズに合う、求職者側が知りたい情報を速やかに届けることができます。

原稿も自分ですぐ修正できるので、気づいたら直ぐ改善が可能です。

司法書士業界のことを理解してくれている。

適切なアドバイスもいただきました。

地方事務所でも事務所の魅力を伝えることができる。

写真や地図等をアップすれば魅力を十分に伝えることができます。

入力が難しくない(自分でもできる)。

約30分で私でも入力&アップできました。

支払いもカードを登録すればOKです。

最後に

時機に遅れていたらごめんなさい。以前、即独の是非に関して議論があったと思います。

単位会で研修部長をしていますので、新人研修で就職や独立の相談を受けることもあります。
司法書士の独立に関する特徴を挙げると次のとおりです。

・税理士と異なり、司法書士登録では実務経験の年数は問われません。

・各合格者の方の社会経験や家庭環境等の事情も異なります。

・単位会によっても独立開業後のサポートや研修が手厚かったり、業務に関してわからないことを聞ける環境が整っていたり(整っていなかったり)します。

したがって、個々人や地域によって事情は違いますので、即独の是非について、一律には決められません。さらに・・・

・司法書士は、初期投資が少なく独立が可能です。

以前に比較すると事務所もコワーキングスペース等低額で借りやすく、司法書士業務ソフトのリース料も安くなってきました。

・デジタルデバイスを駆使して場所を選ばす業務ができるなど、物理的にも他の事業より開業は難しくありません。

・令和6年4月1日相続登記の義務化が施行されることは、私たちの業界にとって追い風です。

したがって、今開業するのは「あり」だとは思います。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

地面師・詐欺師その他、、、悪意を持った依頼者などから顧客や司法書士自身を守るため、研鑽を積み、先ずは実務を習得していただきたいと思います。

だから、開業前の研鑽(開業前の司法書士事務所への就職)は大事だと私は考えます。

令和5年6月追記

司法書士JOBサーチさんから経験者の補助者より応募があり、試験の翌日から1名入所予定です。
他のサイトと比較すると応募者は少ないですが、こちらが希望する人材の応募が多いので成約率がとても高いです。
今は試験後のさらなる採用に向け、戦略を練っているところです。

【執筆者紹介】

司法書士法人小保内事務所/
所長司法書士 小保内洋子
(おぼない ようこ)

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司法書士JOBサーチ求人ページはこちら

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